ラグビー日本代表テストマッチで5戦4敗の無惨…「やってはいけないこと」の徹底が欠落していた
にもかかわらず、勝てなかった。
前半24分の不用意なノーボール・タックルを皮切りに、80分間で受けたイエローカードは3枚。最後に受けたイエローカードが逆転PGのきっかけとなるなど、ゲームマネジメント、つまり「やってはいけないこと」「やらなければならないこと」の徹底が欠落していたのだ。
ツアー最終戦となった22日のジョージア(11位)戦は、12月3日のW杯組分け抽選を前に、勝った方が12位以内確定となる大事な一戦だった。
27年W杯は、参加チームが24へと増加。そのため、まず4チームずつ6つのプールに分かれてグループリーグを戦うが、その4チームは、ランキング1位から6位の「バンド1」、7位から12位の「バンド2」、13位から18位の「バンド3」、19位から24位の「バンド4」から1チームずつ選ばれる。
つまり、12位以内のバンド2に入れば、同じ組に格上のチームは1つだけとなるわけで、グループリーグ突破に非常に有利だ。
だから、両チームともに必勝を期した死闘となった。


















