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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

ラグビー日本代表テストマッチで5戦4敗の無惨…「やってはいけないこと」の徹底が欠落していた

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 2トライを先行されたとはいえ総じて防御は機能し、前半の間に17点差を7点差まで詰めた。しかも、この時間帯は、相手がイエローカードをもらって1人少ない状況だ。地域的にも、相手にボールを出させた方が守りやすい。しかし、強引にボールを奪いに行って墓穴を掘った。

 相手の強みがどこにあるのか。

 自分たちはどこで優位に立っているのか。

 そういった状況判断ができていないから、ジャパンはエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)が「勝てた試合」と悔やんだ一戦を10対41と落としたのである。

 15日のウェールズ(12位)戦は、もっと悲惨だった。

 この7月に国内で1勝1敗と星を分けた相手に、終了直前まで23対21とリードしながら、最後の最後に“逆転サヨナラPG”を決められて23対24と敗れた。

 ハーフタイム時点でボール保持率53 対47、地域獲得率でも68対32と圧倒的な攻勢に立ちながら、「多すぎた反則とミス」(LOワーナー・ディアンズ主将)で優位性を有効にスコアに結びつけられなかった。

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