最大のライバル・アメリカに勝てるのか…“大谷参戦”が米国人の敵愾心を煽る一因に

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「ドジャースのワールドシリーズ連覇も米国が本気になった大きな理由です。2連覇は大谷、山本由伸(27)、佐々木朗希と日本人3選手の活躍があればこそ。彼ら抜きではブルージェイズとのワールドシリーズに勝てなかった現実が、火に油を注いだのです。米国人は基本的に自分たちこそ世界一だと思っていますから」(デービス氏)

 米国人のファンのSNSには「LAドジャースじゃなくて、LAジャパニーズにしろ!」という怒りの投稿もあったほどだという。

 そして今回の大谷の日本代表入りも今後、怒りの炎がさらに膨れ上がる一因になる。大谷をやっつけてこそ前回の借りを返すことになるからだ。

 MLBはかつて「名誉を日本にくれてやる代わりに、収益は自分たちがごっそりいただく」というスタンスだったが、前回大会とドジャースの日本人3選手の活躍があって「カネと名誉」の両取りを目指すというのだ。

  ◇  ◇  ◇

 大谷の参戦は岡本、村上、今井ら今オフメジャー挑戦組出場の追い風になりそうなのか。

●関連記事【WBC「5つの疑問」】…では、それらについて詳しく報じている。

【連載】大谷翔平WBC出場表明の裏の「5つの疑問」

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