メジャーか国内か…自由契約になった助っ人たちの行先は? DeNAバウアー米復帰「可能性ほぼゼロ」と専門家
巨人左腕グリフィンは「リリーフならドジャースが手を挙げるかも」
「左打者へのカーブが優れ、奪三振率が高いので、先発よりリリーフとして評価する球団もありそうです。デュプランティエの古巣・ダイヤモンドバックス、パドレス、ブルワーズ、ガーディアンズあたりが興味を示すかもしれません。メジャーでの契約は、2年800万ドル(12億5000万円)前後と予想されます。8月に下肢の故障で離脱するなど、ケガがちなのが気になりますが、ソフトバンクや巨人なら金銭的に勝負できるのではないか」(友成氏)
巨人の左腕グリフィンは3年目の今季、14登板で6勝1敗、防御率1.62の好成績を残したが、シーズン終盤に右膝痛で離脱。治療に専念するため、10月4日に米国に帰国すると、再来日することはなかった。3年連続6勝で計18勝。今後はメジャー復帰を目指すという。前出の友成氏が続ける。
「スライダーとチェンジアップがいい。純粋な軌道のストレートがほとんどない軟投派左腕で、リリーフとしてならパドレスやドジャースなどが手を挙げる可能性はある。2年500万ドル(約7億8000万円)から600万ドル(約9億4000万円)。1年なら300万ドル(約4億7000万円)が相場でしょう」
ちなみに2023年にDeNAで10勝をマークし、今季2年ぶりに復帰したものの、21試合で4勝10敗、防御率4.51に終わったバウアーについては「かねての素行の問題もあり、メジャー復帰の可能性は限りなくゼロに近い」とは友成氏だ。


















