全国男子駅伝「早大トリオ」にひと泡吹かせた!1区鈴木大翔が区間新大幅更新で宮城初Vに貢献

公開日: 更新日:

 47チームが出場し、広島市平和記念公園前発着7区間48キロの争い。宮城県が2時間16分55秒の大会タイ記録で初優勝したが、大方の予想を裏切る激走を見せたのが、高校生が走る1区(7キロ)の鈴木大翔(仙台育英)だ。

 序盤は、12月の全国高校駅伝でも有望選手が集まる1区を走り、日本人歴代最高記録の走りで福島・学法石川の初優勝に貢献した増子陽太と区間2位の新妻遼己(兵庫・西脇工)に同3位の本田桜二郎(鳥取城北高)の3人が集団を引っ張った。

 今年4月、揃って早大進学が決まっている3人の争いになるかと見られた中、レースは予想通りハイペースで進んだ。まずは本田が遅れ、新妻も先頭から離される。終盤は増子と鈴木の一騎打ち。残り1キロを切ると増子が引き離しにかかるが、鈴木は離れず、逆にゴール直前で増子を振り切りタスキを渡した。その記録は、24年川原琉人(長崎・五島南)を25秒も上回る19分06秒の区間新記録。2位の増子(19分08秒)3位新妻(19分24秒)までが新記録というハイレベルな戦いだった。

 〝早大トリオ〟を抜き去り区間新記録で宮城の初Vに貢献した鈴木は、高校駅伝は3区を走り、チームは2位だった。最高校最後の駅伝は「増子選手をはじめ、新妻選手、本田桜二郎選手は自分の名前は眼中になかったと思うので、そこを虎視眈々と狙えた」としてやったりだった。

 鈴木は箱根駅伝の常連校へ進学予定。早大トリオとの戦いは箱根路でも続く。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風