卓球王国を本気にさせる張本美和の成長速度 全日本選手権で早田ひな撃破で悲願の初V

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 壁を破った。

 25日の全日本卓球選手権女子シングルス決勝で張本美和(17=写真)が3連覇中の早田ひな(25)をフルゲームの末に撃破。悲願の初優勝を果たした。

 過去2年、決勝で早田に負けていた新女王は「これまでの全日本で一番優勝したい気持ちが強かった。壁をひとつ乗り越え、自分の弱いところも乗り越えて、楽しい卓球人生を送れたらいいな」と笑顔で言った。

 その張本に期待されるのは、2028年ロス五輪の金メダルだ。

 五輪の卓球は1988年のソウル大会から実施され、団体は男女とも銀が最高。シングルスは銅メダルしか手にしていない。24年パリ大会の早田も左手首を故障していたこともあるが、孫穎莎(中国)にストレート負け。東京大会の伊藤美誠(25)に続き、2大会連続の銅に終わった。

 卓球王国の中国が最も警戒している女子選手は張本だ。17歳と若く、伸び盛り。日本選手では早田と同じく身長(166センチ)があり、強烈なバックハンドの威力は年を追うごとに増している。早田も「パワーが他の日本選手とは比べものにならない」と認めるほど。20歳で迎えるロス五輪はさらにパワーアップするだろうし、課題とされるメンタル面の成長も著しい。中国は人材の宝庫だが、現在のトップ3は25歳以上。日本勢最高位の世界ランク7位に位置する張本が王国を本気にさせる。

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