大谷翔平「リアル二刀流」で快挙もフル回転の限界ハッキリ…休養管理は本人任せからいよいよ球団主導に

公開日: 更新日:

強まる球団の意向

 大谷は開幕当初、

「由伸、グラスノーらをしっかりした登板間隔で回すのが効率がいい。その中で(自分が)間延びする分には対応しやすい」

 と、話していた。それもこれも、他の先発と同様に規則正しいローテで回りながら、なおかつ打者としても結果を出し続けるのは体力的に厳しい、という意識がどこかにあるからではないか。

 実際、開幕から他の先発と同様のローテを回りながら、休まずに打席にも立ち続けた結果、今月上旬は5試合連続、自己ワーストを更新する25打席連続無安打と打つ方がサッパリだった。

 昨年は6月からの投手復帰だったにもかかわらず、最後のプレーオフはマウンド上で肩で息をしていたほど。

「疲れがたまっているがゆえに、イメージ通り、理想とする体の使い方がしたくてもできなかった。体が言うことを聞かない状態だったのではないか」とみているのはア・リーグのスカウトだ。

 ゴームズGMは19日の試合前、「ショウヘイは絶対に『休みたい』と言わない。だからこそ、こちらが(休みを)提案しなければならない。将来的に休みがプラスに作用する可能性もある。休養が有益なこともあるので、注意深くみている」と言っている。

「つまり本人が休むと言わない以上、今後は球団主導で大谷を休ませるケースが出てくるということですよ」と、前出の特派員がこう続ける。

「大谷といえども、投打でフル回転しながら、投打とも飛び抜けた数字を残し続けるのはムリ。サイ・ヤング賞を狙えるような投球を続けながらも、打者としては自己ワーストのスランプに陥った事実がそれを証明しています。今回は翌日が休みだからこその投打同時出場であって、打ち始めたからといって再び投打にフル回転させるようなら体が悲鳴を上げないとも限らない。スランプどころか、取り返しのつかないケガにつながりかねないし、だからこそ球団も首脳陣もブレーキを踏むはず。今後はますます球団や首脳陣の意向が強くなるし、とにかく試合に出続けたい大谷も思い通りにいかないケースが増えるでしょう」

 調子は上向きとはいえ、打つ方で例年のような結果が出ていない以上、大谷も球団の意向に従うしかないようなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    「男なら…」ヤクルト1位・村上宗隆を育てた父親の教育観

  3. 3

    社民・福島瑞穂代表と高市首相が35年前に共感しあっていた仰天「濃厚セックス対談」の中身

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  1. 6

    小手先、その場しのぎではもう駄目だ 長期金利急上昇は市場から高市への「退場勧告」

  2. 7

    追い込まれた高市首相ついに補正予算編成表明も…後手後手のくせして無能無策の極み

  3. 8

    佐々木朗希“初物尽くし”2勝目のウラに心境の変化…ドジャース指揮官が「以前との違い」を明かす

  4. 9

    ソフトBモイネロの体たらくに小久保監督イラッ…なぜ“同条件”の巨人マルティネスと差がついた?

  5. 10

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される