「プロ野球界が見向きもしなかったアマ選手」をメジャーが獲得するワケ 

公開日: 更新日:

 米金融大手「ゴールドマン・サックス」の内定を蹴って米球界に挑戦する大学生として話題になっている。

 米大リーグ・カブスとマイナー契約を結んだ慶大の常松広太郎外野手(22)のことだ。本人は19日に同大で会見、「人生の中で一番体力を投下できる20代に一番大きな挑戦をしたいと思った」と、カブスのオファーを受け入れた理由を話した。

 もうひとり、マイナー契約でメジャー挑戦するアマ選手がいる。16日にフィリーズと契約を結んだモレチ・アレシャンドレ投手(18=愛知・誉高)だ。

 ともに昨年、プロ志望届を提出しながらドラフトでは指名されなかった。セ・リーグのスカウトがこう言う。

「常松は慶大の4番打者だったが、ウチの球団は調査書も出してもらっていません。パワーがあって、肩もそこそこ強いものの、打撃が粗っぽいうえ、内角球に対応できないのです。モレチは147キロ程度の速球を投げるので指名リストには入れてましたけど、フォームもコントロールも良くない。最終的に指名は見送りました」

 日本のプロ野球選手は猫も杓子もメジャーに行きたがっている。今季のメジャー最低保障年俸は78万ドル(約1億2300万円)。稼ぎはケタ違いだし、アスリートとしてさらなる高みを目指す気持ちは理解できるとはいえ、本当にメジャーで通用する選手はほんのひと握りだ。

 そのシビアなメジャー球団が、日本のプロ球団ですら見向きもしなかったアマチュア選手を獲得するのはなぜか。現地特派員のひとりがこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  3. 3

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  4. 4

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  5. 5

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  1. 6

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  2. 7

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  3. 8

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 9

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  5. 10

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退