『「新富裕層」が日本を滅ぼす』森永卓郎監修、武田知弘著

公開日: 更新日:

■「無税国債」の発行を提案

 本当に消費税増税は必要なのか、日本経済の知られざる現実を解説した経済テキスト。実は、日本の個人金融資産はバブル崩壊以降に400兆円も上積みされ、億万長者が10年前の3倍以上になっていると指摘。その背景にあるのは相続税と高額所得者の減税だ。一方で企業は人件費を20%近くカットし、内部留保を100兆円以上増やし日本経済に悪影響を与えてきた。世界的に見て低いという日本の消費税が実は世界一高いことを明らかにし、富裕層への課税を提言。相続税がかからない代わりに持てば毎年減っていくマイナス金利の「無税国債」の発行を提案する。
(中央公論新社 780円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  3. 3

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 4

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 5

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  3. 8

    佐々木朗希は今季先発見納めへ…スネル&グラスノー復帰でリリーフ転向が濃厚か

  4. 9

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  5. 10

    橋本愛の“熊本お見舞いメッセージ”まで批判する声に違和感…思い出される杉良太郎「偽善でもいい」の信念