• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「小さな異邦人」連城三紀彦著

■誘拐ミステリーを収録する最後の短編集

 中学3年の一代の家に奇妙な電話がかかってきた。電話の主は子供を誘拐したから3000万を用意しろという。しかし、父亡き後、母親が昼も夜も働いて育てる8人の子供は誰一人欠けていなかった。そんなことよりも、1カ月前から調子が悪い一代の関心事は、放課後に受診した検査の結果だ。高橋センセイによると脳腫瘍の疑いがあるから精密検査が必要だという。母親がショックを受けるのを心配した一代は、病気が判明したら信頼する音楽の教師・広木先生に相談してほしいと頼む。いたずらか、人違いかと思っていた誘拐犯からの電話は、翌日もかかってきた。(表題作)

 昨秋、亡くなった著者の最後の短編集。
(文藝春秋 1600円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  2. 2

    徳永有美アナが古巣に復帰 「報ステ」現場は大ブーイング

  3. 3

    元SMAP3人は自由を謳歌 シャッフルして新たな仕事が急増中

  4. 4

    小川アナの左腕が物語る…嵐・櫻井翔“新恋人報道”の違和感

  5. 5

    大激怒から落胆へ…爆問・太田“裏口入学”報道の複雑胸中

  6. 6

    流した浮名は数知れず 前田敦子&勝地涼“電撃婚”の舞台裏

  7. 7

    日本人拘束は進展ナシ…「安倍3選」を阻む北朝鮮の仕掛け

  8. 8

    太田光“裏口”報道は法廷へ 光代社長「橋下先生に委任状」

  9. 9

    カネと欲望がうごめく甲子園 ネット裏“怪情報”<番外編>

  10. 10

    巨悪に甘い日本の大メディア 米新聞トランプ一斉批判で露呈

もっと見る