「いちばんわかりやすい相続・贈与の本」曽根恵子著

公開日: 更新日:

 相続や贈与の仕組みは複雑で、素人にはてこずるものばかり。本書は昔なつかしい受験参考書を思わせるデザインで制度と仕組みを具体的なケースを想定して詳しく解説する。

 たとえば代々の旧家で子どもが6人。親とは次男が同居してきたが、他の兄姉たちも均等分割ばかりを主張して話がまとまらないときはどうするか。不動産の評価額を下げて土地を守りたい場合はどうするか。事実婚(内縁関係)の相手が亡くなった場合の、相手方の相続はどうなるのか。かねて仲の悪かった長男には相続させず、世話をしてくれた長女だけに相続させたいときはどうするか、など。結論の中には厳しい現実も見え隠れする。相続や贈与は夢のような話ばかりではないのだ。

(成美堂出版 1200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離