• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「『大人の歌謡曲』公式ガイドブック」富澤一誠著

 先ごろ発売された、1970年前後のヒット曲を集めた5枚組CD「大人の歌謡曲」。“J-POP”でもなく“演歌”でもない、良質な大人の音楽90曲を収録している。

 そして、このCDの監修者が90曲について語り下ろしているのが、富澤一誠著「『大人の歌謡曲』公式ガイドブック」だ。各曲の裏話やヒットの背景などについてざっくばらんに語られており、読み進めるほどに懐かしの曲を聴きたくなってくる。

 例えば、71年にヒットした尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。これは時代の先取りをしたマニフェストソングであると言う。男と女の別れの曲は数あるが、これ以前の曲は演歌の世界で、どうしようもない男が女を捨て、女はさめざめと泣いているパターンがお決まりだった。しかし、70年代に入ると女もりりしくなり、お互いに別れることを納得して“2人で玄関のドアの名前を消す”。発展的解消の先駆けを歌った曲なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  2. 2

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

  3. 3

    豪雨初動遅れも反省なし…安倍政権が強弁するウソと言い訳

  4. 4

    ZOZO社長とW杯決勝観戦 剛力彩芽“はじけっぷり”に心配の声

  5. 5

    否定会見で墓穴 古屋圭司議員の“裏金”疑惑ますます深まる

  6. 6

    検察は動くか アベトモ古屋議員に裏金疑惑が浮上 

  7. 7

    “苦戦の戦犯”は金本監督 阪神の凡ミス多発は意識の低さ

  8. 8

    助っ人はベンチに 阪神・金本監督はロサリオが嫌いなのか

  9. 9

    9月の過密日程より心配 阪神が抱える“ロサリオ・大山問題”

  10. 10

    河野外相ツイートが炎上 切望した外遊の中身は“観光”同然

もっと見る