「あしたのジョー、の時代」 練馬区立美術館編

公開日: 更新日:

 そしてジョーと同じ年にデビューし、「山谷」「ボクシング」とキーワードが重なる岡林信康など同時代に聞かれた音楽をはじめ、立てこもった学生たちがマガジンを持ち込んだという東大安田講堂事件(1969年)、あしたのジョーの熱烈なファンだったという三島由紀夫の割腹自殺(1970年11月)などを題材にした洋画家古沢岩美の作品、写真家・渡辺克巳が撮影した当時の新宿の人々、そして力石徹の告別式の総指揮をつとめ、アニメの主題歌も作詞した寺山修司と彼が率いた演劇実験室天井桟敷や、美術家たちの裸体によるパフォーマンスの数々まで。さまざまな視点から当時の反体制的文化の熱を伝える。

(求龍堂 2700円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    脚本に酷評続々「ウチ彼」…唯一救いは岡田健史の存在感

  2. 2

    長瀬智也「俺の家の話」クドカンが描く介護問題に賛否両論

  3. 3

    西田敏行「俺の家の話」車椅子姿の裏にある満身創痍の覚悟

  4. 4

    ヤマダ電機の軍門に下るも赤字脱却ならず提携1年後に退任

  5. 5

    小池知事「全国知事会コロナ対策会議」5回連続欠席のナゼ

  6. 6

    「給付金は一律支給を」困っているのは低所得者も中間層も同じ

  7. 7

    日本の民主主義にとって百害あって一利なしの内閣広報官

  8. 8

    コワモテ菅長男は陽キャ…令和おじさんモノマネが鉄板ネタ

  9. 9

    会見で語られた父親の決意「娘を社長にしたのが間違い」

  10. 10

    苛烈な親子喧嘩…勝久氏が久美子氏に叩きつけた“果たし状”

もっと見る

人気キーワード