「中国食品工場のブラックホール」福島香織著

公開日: 更新日:

 今夏、日本にまでその影響が波及した米国食品会社上海現地法人による賞味期限切れ肉使用事件。この事件の背景に迫りながら、近年、厳しい法律と欧米から導入した管理システムで日本以上といわれる中国の食品工場が抱える闇を探るリポート。

 問題発覚の発端となった報道番組を検証しながら、不自然にも見えるこの潜入取材が可能になった理由を推測。さらに、現政権の意向を重視したテレビ局による外資バッシング報道の一環である可能性を解説する。その他、記憶に新しい毒ギョーザ事件など、過去の中国食品事件も取り上げながら、中国で食品安全問題が後を絶たないのはなぜか、その真相に迫る。

(扶桑社 760円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三山凌輝「ダブル不倫報道」炸裂…またぞろ女性スキャンダルでチラつく「離婚」と水谷ファミリーの心中

  2. 2

    江口洋介&松嶋菜々子「救命病棟24時」好調の陰で…趣里の元カレ39歳俳優が掴んだ再起のチャンス

  3. 3

    声優・講談師の麻上洋子(一龍斎春水)さん 童謡詩人・金子みすゞの伝承イベントをライフワークに

  4. 4

    高市内閣「辞任レース」次にゴールを切る3候補 農相の後釜は早くも週刊誌がマーク

  5. 5

    自民推薦の「軽い神輿」が“ゼロ打ち”圧勝 横浜新市長の政策語らぬ素人っぷりに漂う不安

  1. 6

    寺脇康文→及川光博「相棒25」“途中交代”にフィナーレの予感… 歴代相棒集結を望むファンの期待と寂しさ

  2. 7

    夫・三山凌輝の《高額BBQ》が物議…“離婚説”くすぶる趣里が来年3月まで動かない根拠と胸中

  3. 8

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

  4. 9

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ