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「ドファララ門」を上梓したジャズピアニストの山下洋輔氏に聞く

 天は二物を与える。奏でる音の独創性が世界中を魅了してやまないジャズピアニスト・山下洋輔氏は、エッセイストとしての文才も発揮している。最新刊「ドファララ門」(晶文社 2000円+税)では自らの音楽的ルーツに迫る。枠にとらわれない、多彩かつ多才なDNAはどこから来たのか? その源流はどうやら母方の家系にあったようだ。

 これはミステリーか、はたまたSFか!? 著者のルーツの謎をたどるうちに、時空を超えた不思議な感覚を味わえる自叙伝というのも極めて珍しい。

「即興演奏同様、あちこち飛ぶんですよ。面白い音に出合ったらパンと転調してしまうように。自分で読んでもイヤになるけれど、これも母方のDNA。しょうがねえ、と諦めてます(笑い)」

 90年刊行の「ドバラダ門」は、著者の父方・山下家の家系をたどる先祖探求本だった。今作では母方の家系に、自身の音楽的ルーツを探る旅だ。

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