「99%の医者が知らない言葉のおくすり」井上裕之著

公開日: 更新日:

 歯科医でありメンタルセラピストの資格も持つ著者が、これまで相談を受けた患者への回答で“本当に救われた”と喜んでもらえたという27の言葉を紹介。

 例えば、面倒を見ていた部下に突然辞表を出されてショックを受けたという患者。著者は、「新しい部下を引き寄せるスペースができた」と考えようとアドバイスしている。一見冷たいようだが、物事は自然の摂理に従って考えるとおのずとうまくいく。川の水がせき止められているとよどむように、組織も人の入れ替えがないとビジネスに影響が出るため、部下の退職は新しい出会いのチャンスととらえるのが良いとしている。

 日常生活や仕事でモヤモヤを感じている人は、それらを洗い流すヒントが見つかるはずだ。

(アチーブメント出版 1100円+税)


【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束