これが芸人の世界だ編

公開日: 更新日:

「芸人という生きもの」吉川潮著

 演芸評論家として40年、執筆を続けてきた著者。第一線で活躍する芸人と、公私にわたり濃密な関係を築いてきたからこその交遊録には、芸人の知られざる魅力があふれている。

 古今亭志ん朝、柳家小さん(5代目)、立川談志に始まり、早野凡平、マルセ太郎、小沢昭一ら計30人の芸人のエピソード。実はその半数以上が故人。彼らの類いまれなる才能に惚れ込んだ著者が、友人として、評論家としての思いをつづる。2001年に自ら命を絶った桂三木助(4代目)との秘話は涙を誘う。落語が好きな人は一読しておきたい「演芸人類学」だ。

(新潮社 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離