「日本とドイツ歴史の罪と罰」川口マーン惠美著

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 戦後、同じような発展と停滞の歩みをしてきたが、国際社会の信頼を得るという点では、日本はドイツの足元にも及ばない。

 シュレーダー前政権による原子力発電所の段階的廃止の決定と危険なまでに高まるロシアへのエネルギー依存、07年にメルケル首相とダライ・ラマ14世の会談がもたらした独中関係悪化の背景、そして世界に広く蔓延する「ドイツが潤沢な戦時賠償金を支払い、日本は渋ってきた」という言説の誤りについてなど。現地在住の著者が歴史を見つめ直しながら、「ドイツ見習い病」の日本人に覚醒を促す国際関係エッセー。(徳間書店 850円+税)

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