「50歳からの 驚異の熟眠法」藤本憲幸著

公開日: 更新日:

 若い頃は何時間でも熟睡できたという人でも、年を取ると眠りが短く、浅くなってくるもの。これは、眠りを誘発するホルモンであるメラトニンの分泌量が低下するためだ。しかし、生活習慣のちょっとした工夫で、若い頃のような熟睡を取り戻すことも可能だという。

 例えば、運動不足を解消すること。エネルギーが余った状態で眠ると、これを放出するために何度も寝返りをうつことになり、熟睡が妨げられる。運動は適度なウオーキング程度で十分だが、足の親指に力を入れて歩くことで、効率よくエネルギーを消費できるそうだ。また、寝付きをよくするには体を温めるのがいい。ふくらはぎなどの皮膚を引っ張り上げてからパッと離す「足つまみマッサージ」がお勧めだ。

(三笠書房 1300円+税)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは