「間違いだらけの糖尿病食」堺研二著

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 糖尿病治療で一般的に行われている食事療法は、総カロリーを制限する方法。脂肪分を減らして味気ないものになる一方、炭水化物はしっかりと含まれている。

 3大栄養素の中で唯一血糖値を上げるのは炭水化物だ。これが制限されない従来の食事療法には意味がなく、前時代のパラダイムにほかならないと、医師である著者は一刀両断する。

 日経メディカルオンラインの会員医師に対するアンケートでは、糖質制限を支持しないと答えた医師がおよそ4割で、長期的に安全というエビデンス(証拠)がないという理由が多く挙げられていた。しかし、実際には心疾患リスクが減少するなど、すでに多くのエビデンスが出ている。医師任せにせず、患者自身も食事療法について学ぶ必要がありそうだ。(現代書林 1300円+税)

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