「間違いだらけの糖尿病食」堺研二著

公開日: 更新日:

 糖尿病治療で一般的に行われている食事療法は、総カロリーを制限する方法。脂肪分を減らして味気ないものになる一方、炭水化物はしっかりと含まれている。

 3大栄養素の中で唯一血糖値を上げるのは炭水化物だ。これが制限されない従来の食事療法には意味がなく、前時代のパラダイムにほかならないと、医師である著者は一刀両断する。

 日経メディカルオンラインの会員医師に対するアンケートでは、糖質制限を支持しないと答えた医師がおよそ4割で、長期的に安全というエビデンス(証拠)がないという理由が多く挙げられていた。しかし、実際には心疾患リスクが減少するなど、すでに多くのエビデンスが出ている。医師任せにせず、患者自身も食事療法について学ぶ必要がありそうだ。(現代書林 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした