「すぐにわかる戦争法=安保法制ってなに?」戦争をさせない1000人委員会編

公開日: 更新日:

 参議院でも可決してしまった「安保法制」を分析・批判し、廃案に追い込むために編まれたテキスト。

 そもそも政権は、自衛隊の海外での武力行使を可能にする法案に「国際平和支援法案」「平和安全法制整備法案」などの名称をつけて国民に本質と危険性を隠そうとしていると指摘し、その性質を正確に示すならば「戦争法案」と称されるべきと批判。いわゆる「グレーゾーン」への対処など自衛隊の活動範囲の拡大や、集団的自衛権行使など、法案の問題点や矛盾点を改めて解説。

 さらに、法案に反対する各界の人々の寄稿、そして憲法と法案の関係など。さまざまな視点から法案の危険性を解き明かし、それを強引に成立させようとしている政権に疑問を投げかける。(七つ森書館 1200円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情