企業が“創造的個人”を育てる 「ホワイト企業」が目指すこと

公開日: 更新日:

「明日、会社を辞めても『稼げる人』になれる本」金子欽致著

 サラリーマンの世界には「2‥6‥2」の法則があると著者。2割は幹部になるエリート、6割がフツーの人、残る2割がダメな人。最上と最下の2割は会社から離れない。そこで残る6割こそが起業予備軍となるのだ。フツーの人に大事なのは会社にしばられず、自分の選択肢を持てること。

 本書は単なる起業のすすめではなく、自分に多面的な価値を与えようという提言。たとえば、ネットの発達は自分の家の不用品をオークションで気軽に売ることを可能にした。また資格をとることだけを目的にせず、それをいかに活用するかを考える。自分の得意技を絞り込む「マグネット集客」を説く著者は人材コンサルから独立した「集客プロデューサー」の肩書を持つ。
(東洋経済新報社 1500円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状