「スピンク合財帖」町田康著

公開日: 更新日:

 雄犬の視点で、作家一家の日常を描く平成版「吾輩は『犬』である」。

 5歳のスタンダードプードルのスピンクは、弟のキューティーとたくさんの猫、そして小説家の主人・ポチと彼の妻・美徴さんと山奥の家で暮らしている。そんな一家にミニチュアプードルのシードが加わることになった。数週間前、立ち寄った観光牧場で美徴さんがレンタルドッグの中にいたシードと出会い、ポチの反対を押し切り、引き取ったのだ。大型の希少犬種ばかりの仲間の中で縮こまっているシードが気の毒で見ていられなかったからだ。スピンクにとって、シードは感情が全くつかめず、何を考えているのか分からない犬だった。ある日、そのシードが事件を引き起こす。(講談社 850円+税)




最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網