「福島第二原発の奇跡」高嶋哲夫著

公開日: 更新日:

 東日本大震災が起きたとき、福島第1原発と同様に福島第2原発も危機に見舞われた。だが、幸い第2原発では外部電源が1回線維持されていたため、社員は残って必死で対処する。地震で原発は緊急停止したが、津波で海側の熱交換機が破壊された。

 確認に行った運転員から、原子炉建屋の中でこれまで聞いたことがない、破裂しそうな異音がすると連絡があった。原子炉格納容器が膨張している。メルトダウンを防ぐためには注水し続けて冷却する必要がある。偶然、海水が入らず、生き残ったポンプがあった!

 3.11で危機的状況から福島第2原発を冷温停止に導いた技術者たちを描くノンフィクション。(PHP研究所 1700円+税)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?