「男たちよ!」時代は変わったが…主夫になりたい男の現実

公開日: 更新日:

「男が働かない、いいじゃないか!」田中俊之著

 最後は女ではなく男による主夫論。その中に50年代のアメリカでは女子大生が男に向かってわざとバカなふりをしたものだという話が紹介される。実は現代の日本でも「さしすせそ」がOLの職場術。年上の男との会話で何かといえば「さすが」「知らなかったあ」「すごーい」「先輩だから特別に」「そーなんですかあ」を連発しておけば男たちは大満足というのだ。

 時代は変わらない? いやそれだけ「男らしさ」は型にはまっており、職場では男が女より上だと無意識に思いこんでいる(こまされている)のだ。

 そんな思いこみが男たち自身をしばっている。そもそも男ならたとえ厳しくとも苦難を乗り越えて家族への責任を果たすべきとする考えは正しいのか、「男らしい」ことなのかと問う著者は40代になったばかりの社会学者。(講談社 840円+税)


【連載】NEWSを読み解く今週のキーワード

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?