「シモネッタのどこまでいっても男と女」田丸公美子著

公開日:

 イタリア語会議通訳の著者が、家族を俎上(そじょう)に載せ男女の機微についてつづったエッセー集。

 まずは、これまで秘してきた夫とのなれそめを開陳。その理由は暑かったからだという。15歳も年上でバツイチの夫は、大学卒業後にビジネスレターの翻訳に週1回通っていた会社の上司だった。夏、暑さで体を壊した著者を見舞い、病院に連れていってくれた彼は、風呂もクーラーもない部屋に帰すのをちゅうちょしたのか、そのまま自宅マンションにお持ち帰り。1週間後、クーラーなしで生きていけなくなった著者は、以後、彼の部屋を避暑地にするようになったという。

 結婚後の夫の破天荒な暮らしぶり、自らの恋愛遍歴、そして波瀾万丈の父母の人生など、軽快なタッチでつづる爆笑家族情話。(講談社 640円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

  2. 2

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  3. 3

    鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け 

  4. 4

    水道民営化のウラに…麻生財務相“身内に利益誘導”の怪情報

  5. 5

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  6. 6

    長澤まさみが表紙V15 「東宝カレンダー」泣き笑いの面々

  7. 7

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  8. 8

    50秒の電話で“暴力集団”押し付けられた千賀ノ浦親方の不運

  9. 9

    30歳でNHK朝ドラ主演 戸田恵梨香ついに“後輩”に追いついた

  10. 10

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

もっと見る