「大切な人ががんになったとき…生きる力を引き出す寄り添い方」樋野興夫著

公開日:  更新日:

 家族ががんになると、できる限りの看病をするのだが、がんになった妻は夫の冷たさを感じ傷つき、がんになった夫は妻のおせっかいに辟易しているという。そんなすれ違いを生まない患者と家族の関係の築き方を説いた医学エッセー。

 告知を受けると、自分は病人だと自身でレッテルを貼ってしまいがち。また、家族から気遣いの言葉を始終かけられたら、いやでも病気を意識せざるを得ない。しかし、病気になったことと病人であることは違うと著者は説く。その上で、「なぜがんになったのか」など、「WHY(なぜ)?」と考えるのではなく、どんな治療法をするかなど「HOW(どうやって)?」と考えるべきというように、具体的アドバイスで患者も家族も笑顔になる接し方を伝授。

(青春出版社 926円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”

  3. 3

    今度は雑誌がバカ売れ…女性の圧倒的支持を得た白石麻衣

  4. 4

    「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷

  5. 5

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  6. 6

    偶然なのか…「不適切入試」の医学部はなぜかブラック病院

  7. 7

    4K&8Kテレビの選び方は…両方導入したプロが基礎を解説

  8. 8

    家庭内でも孤立…貴乃花が妻と弟子にした“正座説教”1時間

  9. 9

    専門家が指摘…あおり運転は善良なドライバーもやっている

  10. 10

    上沼恵美子で騒ぐ連中の勉強不足…便乗TVもどうかしている

もっと見る