• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「師匠、御乱心!」三遊亭円丈著

 人気落語家が、昭和53年に起きた落語協会分裂騒動の内幕をつづった業界ドキュメンタリー。

 その年、著者は真打ちに昇進。50日間に及んだ襲名披露が終わった2日後に、師匠の三遊亭円生が弟子全員を招集する。師匠は、一門の弟子を前に、協会の会長・柳家小さんの真打ち量産方針に異議を唱え、協会を脱退することに決めたと宣言。

 さらに師匠はよりによって、弟子たちには一番弟子の円楽の弟子となり協会に残れという。一門の弟子たちの多くは円楽を毛嫌いしていたため、著者らは、仲間の中に円楽と通じている人物がいるとも知らずに、必死に思いとどまるよう説得するが、師匠の決意は固い。

 見たまま感じたままを赤裸々に明かし、単行本発刊時には関係者を激怒させたという問題作。

(小学館 630円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    浮いた話もなし…波留の“私生活”がベールに包まれるナゾ

  2. 2

    90年代はやりたい放題だった…とんねるずへのノスタルジー

  3. 3

    野田聖子氏周辺に疑惑 仮想通貨「GACKTコイン」接点は?

  4. 4

    乃木坂46白石麻衣 不可解なドタキャン騒動に大ブーイング

  5. 5

    なぜ? 「大阪万博」スポンサーに米国カジノ企業が次々と

  6. 6

    安倍首相を守り栄転 太田理財局長は“論功行賞”で主計局長

  7. 7

    広島追撃にキーマン不在…巨人・坂本は長期離脱の可能性も

  8. 8

    高校の同級生の三浦友和 清志郎にRC再結成を持ちかける

  9. 9

    安倍首相を悩ませる 金正恩の「拉致問題」への対応一変

  10. 10

    ZOZO騒がれた日の皮肉 老舗球団は新興勢力に5年で抜かれる

もっと見る