• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「歪んだレンズ」宮城啓著

 亡き父から社員10人足らずのマツオ製作所を引き継いだ松尾亘は、銀行の融資を受けられずに苦しんでいた。追い詰められて、昔の同僚が紹介してくれたメディカルファンドに声をかけたら、「あなたに投資するんです」と5000万円融資してくれた。

 ところが取締役会で、ファンドから派遣された副島と小沢は、電動車椅子の開発は承認するが、赤字の金属加工はやめて、工員は全員解雇しろと言い出した。抵抗する亘に2人は社長解任を言い渡す。数カ月後、亘は妹の和美から、マツオ製作所がファンドから大手カメラメーカーのプロビデンス社に売却されたことを聞く。

 大手企業の粉飾決算を描く企業小説。

(KADOKAWA 1600円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  2. 2

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  3. 3

    沖縄県知事選 玉城デニー氏「ひとつになって前進すべき」

  4. 4

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

  5. 5

    抑え崩壊で接戦恐怖症 巨人最後の手段は「守護神・菅野」

  6. 6

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  7. 7

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  8. 8

    巨人と西武のオーナーが示唆も…「監督続投要請」の吉凶

  9. 9

    富士山大噴火 気象研「降灰量シミュレーション」の衝撃

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る