「学校制服とは何か」小林哲夫著

公開日: 更新日:

 コロナ禍の高校生たちは、オンライン授業で制服着用を求められたり、いつもは制服だが衛生面を考え分散登校時に私服登校を促されるなど、学校によって対応はまちまち。中には、学校が着用を指示していないのに、1年生全員が入学後初めてのオンライン授業で制服を着用したという高校もある。同校の校長は「制服は生徒を縛るものではない。生徒の心の中に入っていくもの」なのだと改めて認識したそうだ。

 本書は、多視点から制服にアプローチし、そもそも制服とは何かを考察するリポート。その起源から振り返る制服史、現在のトレンド、各校のモデルチェンジの歴史などを紹介。一方で自由化した学校や、自由化から制服を復活させた学校の事例を検証し、制服のあり方についても問題提起する。

(朝日新聞出版 850円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る