「動物になって生きてみた」チャールズ・フォスター著 西田美緒子訳

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 野生動物として生きるとは、どういうことなのか。それぞれの動物になりきって暮らした体験をつづった科学リポート。

 著者がなりきる動物は、アナグマとアカシカ、キツネ、カワウソ、アマツバメ。各動物の活動方法について徹底的に学んでから、これらの動物たちが生息する環境下に浸ってみる。アナグマは社交的で家族を大切にする。ならばと8歳の息子トムとウェールズの森に掘った穴の中で寝起き。食べるものの85%はミミズだから当然ミミズも口にする。カワウソになりきって川の中で歯で魚を捕らえてみた。

 それぞれの動物になりきり五感を研ぎ澄ませ、彼らが生きる世界を感じながら、人間であるとは何か意味するのかを自問したイグ・ノーベル賞受賞研究。

(河出書房新社 1078円)

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