「情熱の砂を踏む女」下村敦史著

公開日: 更新日:

 闘牛士の新藤大輔が牛の角に突かれて死んだ。連絡を受けて、妹の怜奈はスペインに向かう。大輔が6年間も世話になったアナの家族に迎えられ、アナの息子でやはり闘牛士をしているカルロスに話を聞いた。

 大輔は怜奈への手紙に、闘牛士をやめるかもしれないと書いていた。それなのになぜ、牛が突進してくる門の前に膝をつくという危険な技に挑戦したのか。カルロスは、膝をついて牛を待ち受ける技は名を上げたい闘牛士がよく用いるという。

 カルロスの闘牛を見に行った怜奈は、その凄まじい闘いに魅了され、カルロスに言った。「私も闘牛士になりたいの」

 情熱の国スペインで闘牛士を目指す女性が活躍するミステリー。

(徳間書店 1870円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?