お笑いが活字のニューウエーブ

公開日: 更新日:

 空前のお笑い関連書籍ブームが到来している。

 インタビュー誌「SWITCH」(スイッチ・パブリッシング)では1月、2月号と初の2号連続お笑い特集。女性誌「SAVVY」2月号(京阪神エルマガジン社)でも芸人が表紙を飾る。

 また、スポーツ誌「Number」(文藝春秋)では、“4分間のスポーツ”として漫才を特集。文芸誌「小説現代」12月号(講談社)ではラランドのニシダら6人の若手芸人が短編小説に挑戦するなど、多方向からお笑いに焦点が当てられているのだ。

 紀伊国屋書店新宿本店では「お笑いコーナー」が急きょ、特設された。

「2019年にナイツの塙さんの『言い訳』(集英社)が10万部を突破し、お笑い本ブームの先駆けになりました。最近では芸人さんの文筆業も盛んで、お笑い本が注目されています。新宿は吉本興業の本社があり、劇場もたくさんあるので、お笑い関連は新宿本店で一番の売れ筋です」と、副店長・吉野さんの声も明るい。

 2月には、ベテラン芸人のための賞レース「THE SECOND」の予選が始まる。どうやら、ひとときのブームでは終わらなそうだ。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    白石麻衣&菊池風磨の“熱愛報道”に驚きの声も…「安田くんじゃなかったの?」のワケ

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 5

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  3. 8

    羽生結弦「30歳の挑戦」…プロ転向から2年半「毎回五輪での記録を更新する気持ちでやっています」【独占インタビュー】

  4. 9

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  5. 10

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃