「私の実家が売れません!」高殿円著 高橋正典監修

公開日: 更新日:

「私の実家が売れません!」高殿円著 高橋正典監修

 祖父の残した家に住んでいた叔父が亡くなったので、父が相続し、築75年以上の家を売ることにした。JRの主要駅に歩いていけるし、大きなショッピングモールもある。

 ところが、祖父の家と公道との間にAさんの私有地があり、「再建築不可物件」と判明、不動産屋が手を引いてしまった。しかたなく賃貸に出そうと家に残っていた物を片付けることに。ジモティーに、祖父の家に残っているもの無料であげます、と投稿したら、予想外の反応が……。

 古着屋のおっちゃんは祖父の古着をプラケースに詰め込んで持っていくし、ドレッサーの引き出しの中の物も含めてすべて欲しいと言う人も。昭和レトロ感のあるものは人気で、仏壇もインテリアとして外国人に人気だとか……。

「実家じまい」の意外な解決法。

(エクスナレッジ 1760円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」