入場料で数十億円! テレビ各局「夏祭り」はフジの独り勝ち
テレビ局の夏のイベントが8月31日までに終了した。結果はフジテレビの独り勝ち。
フジは恒例の夏祭りを今年から「お台場新大陸」に名前を変えて開催。昨年は期間中に420万人を動員し、空前の賑わいになったが、今年はそれ以上になっている。
「入場料を取って集客しているのはフジだけで、一般は1700円です。この入場料収入だけでも数十億円になります。13年度は『シルク・ドゥ・ソレイユ』などのイベント関連収入が178億円を記録しましたが、今年度はトータルで200億円を上回るとみられています。本業のテレビでは視聴率の低下が問題になっていますが、それを補って余りある実績をイベント関連で記録、キー局の中で圧勝しているのです」(マスコミ関係者)
テレビ朝日は今年、「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り」を初めて開催。一足先に先週、終了した。入場料が必要なエリアもあったが、飲食・グッズなどが収入源で、局をあげてPRを展開した結果、数億円の売り上げになったとみられている。初年度としてはまずまずながら、先行するフジはまさにガリバーのような存在だ。