エヴァ&進撃の巨人 最強タッグが作る本家ゴジラへの期待度

公開日: 更新日:

ゴジラ」が復活する。昨年、すでに復活したではないかと言う人がいると思うが、そうではない。昨年公開されたのはハリウッド版で、今回は純然たる本家本元、東宝が製作する「ゴジラ」である。この秋から製作開始、来年の夏に公開の運びだ。

 日本版は04年の「ゴジラ FINAL WARS」が最後。実に12年ぶりの公開となる。製作陣に驚いた。総監督・脚本は「エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明。監督・特撮は今年夏に公開予定の「進撃の巨人」の樋口真嗣。2人ともゴジラ映画への造詣が極めて深く、いわば真打ち登場なのだ。

 総監督と監督の違いが気になる。関係者に聞いた限りでは、脚本を担当する庵野氏が筋の展開など作品全体の輪郭、見取り図を作り、撮影の実務を行う製作現場の仕切りは樋口氏が担うという。その上に立って、両監督が総合的な判断をして、映画を完成させていくのだろう。

 では、肝心要のゴジラの造形やビジュアルはどうなるのか。これまでの定番は、人が中に入る着ぐるみスタイルの特撮描写だった。だから、動きはゆったりし、それゆえにゴジラには風格があった(一部の描写ではCGも使用されていた)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも