市川染五郎を直撃 「目標は祖父が16歳で演じた“弁慶”」

公開日: 更新日:

「毎日生でお見せするものだから、全く同じものはできない。舞台に立てば立つほど“儚い”と思うようになったので。襲名前後の自分の変化という儚い瞬間を一冊に詰め込んだという意味もあります」

 襲名ではこんな経験も。

「テレビに出演したり新たな体験が多かったです。おかげでちゃんとしゃべれるようになりました(笑い)。『しゃべくり007』に出演させていただいた時はムチャ振りだらけで、あれが毎日かと思うと芸人さんって大変だと実感しました。父のモノマネをネタにする芸人さんがいるんですが、僕も『コイケヤ~』って父のマネをさせられて……バラエティー番組は見るのは楽しいけれど、出るのは大変、もうお腹いっぱいです(笑い)」

 目下の目標は「弁慶」を演じることだそう。

「弁慶は高麗屋にとって大事なお役です。祖父が最年少の16歳で演じているので、できたら僕もそれを越えたいのですが……今13歳なのですごくアセっています」

 染五郎が普通の中学生に戻る時間は?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃