上田慎一郎監督が語る 10年前の小説から「カメ止め」まで

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 2018年最大の話題作といえば「カメラを止めるな!」(通称カメ止め)だ。製作費300万円というインディーズ映画ながら、全国公開し興行収入は31億円に大化け、「新語・流行語大賞」にも選ばれた。そんな時の人、監督の上田慎一郎氏(34)が24歳の時に書いた小説「ドーナツの穴の向こう側」(星海社)が新装版として刊行され話題になっている。「『カメ止め』以来、全て帳尻があってきた」という上田氏を直撃した。

 小説「ドーナツの穴の向こう側」は、映画「カメ止め」へのプロローグだったという。

「24歳で映画一本でやっていこうと決意した時に書いた小説で、自分にしかできない、これが俺だ、って思うことを詰め込んだ作品です。物語と映画は別物ですが、登場人物やエピソードはこの後の映画作品につながっているんですよ」

 映画監督になるまでには、マルチ商法で大借金を抱えたことも。

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