「悪い女はよく稼ぐ」主演・長谷直美さんが明かす製作秘話
ニューヨークで証券詐欺を手掛けた水嶋(長谷直美)。仲間のミスから追われる身となって偽造パスポートで帰国。かつて恋人だった地面師・椎名(水口晴幸)の協力を得て歯科医の権田(ルー大柴)をカモろうとする。その権田を色仕掛けで籠絡しようとしていた原口(熊切あさ美)と対立するが、いつしか2人はタッグを組んで<15億円の大掛かりな詐欺>を仕掛けていく……。この映画の総合プロデューサーを務めた柏原寛司氏、主演を務めた長谷直美さんに撮影秘話と映画の魅力を語ってもらった――。
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――意外ですが、長谷さんにとって初主演作映画となります。
長谷「2016年、17年に私が座長を務めた『悪い女はよく眠る』という舞台があり、詐欺女2人のコメディーがウケて連日の大入り満員。映画化の話になりました。17年年5月、脚本家・映画監督の柏原寛司さんを訪ねて総合プロデューサーを引き受けていただき、テレビドラマ『太陽にほえろ!』でご縁のあった原隆仁監督、そして竜雷太さんに西山浩司さん、クールスの水口晴幸さん、可愛さナンバーワン女優の熊切あさ美ちゃんとキャスティングが決まっていき、エンターテインメント映画の『悪い女はよく稼ぐ』は、もの凄く楽しい映画に仕上がりました」