著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

ご自宅まで持参 お中元にも発動する貧乏若手救済システム

公開日: 更新日:

 駅から結構離れてる場合、夏ですから汗だくになって届けに行きます、なぜ郵送禁止なのか古くからの慣習を呪いながら。でもうちの師匠がうどんだったので気がつかなかったんですが、ほとんどの師匠はお中元を持っていくと若手には手間賃としてお小遣いをくれるんですよね。だから10軒くらい回ると結構な収入になり、こんなところでも互助会的な貧乏若手救済システムが発動してるんですよ。

 とはいえ真打ちになると今度はお中元を持ってくる若手に手間賃をあげる側に。私の家は埼玉の浦和で、しかも駅から徒歩13分。持ってくるものが2000~3000円だとすると5000円くらいはあげないと。なんなら帰りは車で駅まで送ってあげたり。

 このコラム読んだコロナで仕事のない若手が5000円くれるならと大挙して来ないことを祈ってます。まぁ毎年2人ぐらいしか来ない私の人望のなさが我が家の出費を抑えていますが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理