サンリオが「VIVANT」とのコラボ突然中止の波紋…急拡大するライセンス戦略と「みんななかよく」の間
そんな中のひとつとして、キティちゃんなどのサンリオキャラクターが、乃木やドラムに扮したぬいぐるみやキーホルダーが登場し、“異色のコラボ”として話題になっていたわけだ。
今回のコラボ中止について、サンリオ側は、公式サイトで《サンリオの企業理念にそぐわない表現が含まれていると判断》したとして、《創業以来、キャラクターを通じて「思いやり」や「つながり」といった価値観を大切にしながら、「みんななかよく」の企業理念の実現に向けて事業を展開》してきたと説明しているが……。
「サンリオは、20年7月に、創業者の辻信太郎氏から、孫の朋邦氏に社長が交代し、その後、増収増益が続いています。“キティは仕事を選ばない”と揶揄する声もありますが、キティはもとより、それ以外のキャラクターのライセンスビジネスにも注力し、朋邦氏就任後5年間で赤字を完全に脱却。増収、増益が続いています。『VIVANT』とのコラボもそうした流れの中のひとつだったでしょうね」(全国紙記者)
確かに、6月に発表された同社の26年3月期の連結決算では、売上高1940億8800万円(前期比33.9%増)、営業利益778億5900万円(同50.3%増)、経常利益793億3500万円(同48.4%増)、最終利益546億0800万円(30.9%増)と大幅な増収・増益となっている。


















