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女優の原点に 月船さららの迷い解いた天願大介監督の洗礼

 車に例えるなら、ものすごくアクセルを吹かせてくれる、役にのめりこませてくれる、そんな監督です。

 裸になることには実はそれほど抵抗はありませんでした。台本を読んでオーディションを受けたのですから、それは承知の上。宝塚歌劇団時代の私のファンにとってはショックだったかもしれませんが、女優「月船さらら」には必然だったと思います。

 天願監督には、「世界で――」のクランクアップ後に出演した、TPTプロデュースの「スペインの芝居」という舞台でもお世話になり、無名塾出身の出口結美子さんと演劇ユニット「metro(メトロ)」を09年に立ち上げる際、また出口さんがご結婚・引退され、ソロで活動を続けると決めた時にも、相談にのっていただきました。

 何より「metro」の旗揚げ公演「陰獣-INSIDE BEAST-」から13年の第6回公演「なまず」再演まで全作品の作・演出が監督です。もし、お会いしていなかったら、そして天願作品の洗礼を受けていなかったら、今の私はないと思います。

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