長州力が語る“専大時代と酒” ツケ数十万円は優勝でチャラ

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 卒業後、新日本プロレスに入団してからも、そりゃ付き合いもあるから飲んだよ。でも、俺はどちらかというと、マイペース。年間250試合以上あった時代だから、むちゃ飲みばかりしてると体がパンクしちゃうし、いつも“そこそこ”にしてたんだ。

 今よく飲むのは10年ほど前に知った泡盛のコーヒー割りだね。氷をグラスに目いっぱい入れて、泡盛をドン。それに缶コーヒーをほんの少し足してやる。途端に飲みやすくなるから不思議だね。

 好きな銘柄は「太郎」「花酒どなん」「残波」。自宅には一升瓶でストックしてるよ。

 8月にはとんでもない日本酒に出合った。めったに日本酒は飲まないんだけど、(武藤)敬司に誘われて遊びに行った金沢で出していただいた「八海山」の大吟醸。これはまったく別格も別格。桐箱入りの陶器に入ってて、これがまあうまいのなんの。香りはいいし、喉を滑り落ちていく感じ、口の中での余韻、酔い心地、すべてにバランスがいい。しかも、料理の味を邪魔しないんだ。

 連れてってもらったのは取材は一切NGでミシュラン掲載も断ったってほどの名店。そこへ敬司の知り合いがわざわざ取り寄せて持ち込んでくれたらしい。料理がハンパなくおいしくて、酒もウマイ。あれほどいい気分になった一夜は久しぶりだった。

 振り返るとレスラーになってから酒は切らしたことがない。試合、テレビやイベントの出演、取材……。それが終わったら自分へのご褒美。引退してからもそれは変わらないだろうね。

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