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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

“ホリデーファット”が影響 NYのスポーツジムは1月大混雑

公開日: 更新日:

 1月から2月にかけて、ニューヨークで最も混雑する場所のひとつが「スポーツジム」です。

 トレッドミル(ランニングマシン)を待つ行列や、肘と肘がぶつかりながら自転車をこぐ風景は、この時期の風物詩となっています。その理由はもちろん「ホリデーファット」を落とすため。

 アメリカ人も日本人と同様に「新年の目標」を立てますが、毎年そのトップ5に必ず入ってくるのが「今年こそやせたい」。6割が太りすぎといわれるアメリカ人ならではの目標ですが、この時期、それに追い打ちをかけるのが「ホリデーファット」なのです。

 アメリカは11月下旬の感謝祭から年が明けるまで「ホリデーシーズン」が1カ月以上続き、その間、飲み食いするチャンスが多くなります。特に感謝祭やクリスマスのディナーは1食で3000キロカロリー以上。また、連日のパーティーでエクササイズの機会も減り、寒さで運動不足になります。その結果、この時期にアメリカ人は平均2.5キロ以上も体重が増加。つまり「ホリデーファット」がついてしまうのです。

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