ギラン・バレー症候群 最善の治療へ知るべき5つのこと

公開日: 更新日:

 一時は「これ以上よくならない」と主治医に告げられたが、前向きにリハビリを重ねて寛解。漫画家としてデビューし、連載を持つまでに復活した。当時を知る人は「現在の姿を全く想像できなかった」と話す。

■医師の話は“話半分”に聞く

 難病と闘う中で、たむらさんが痛感したのは次の5つだという。

①具合の悪さは隠さず医師に訴える

「医師が察してくれるとは限らない。私は“同じ医療関係者に迷惑をかけたくない”と黙ってしまいがちでしたが、母が何度も医師に訴え、病名が判明した。そうでなければ、なかなか病名が分からなかったかも」

②症状は大げさなほどに伝える

「控えめに伝えれば、医師もその言葉通りに受け止めてしまう。特に痛みは伝わりにくい。我慢せず、騒いでもいいから、ここが痛いと伝えた方がいい」

③さまざまな制度を健康な時から調べておく

「治療にはお金がかかります。高額療養費制度などを教えてくれる病院もあれば、そうでない病院もあります。自分や家族が調べなければ、治療費の負担が大きくなり、『もう受けられない』となるかもしれません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々