熱中症と症状重なり勘違い 「夏の低血糖」はこんなに怖い

公開日: 更新日:

 暑さで日中に疲労感やめまいを覚えた糖尿病患者が、夜になっても食欲がないからとほとんど食事を取らないまま薬を飲み、そのままベッドに入った。その結果、就寝中に夜間低血糖を起こし、朝になって昏睡状態で発見されたケースもある。

「糖尿病で投薬治療をしている患者さんは、低血糖を起こすと熱中症と同じような症状が表れるということを覚えておく必要があります。そうした症状があるときは、熱中症だけでなく、低血糖も疑った方がいい。症状が軽い場合は、ひとまず糖分が含まれた飲み物を補給して改善するかどうかを確認し、医師に相談してください」

 夏場、体調に異変を感じたら、熱中症を疑うべきなのは間違いない。それと同時に、低血糖の可能性があることも肝に銘じておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    森保監督がブライトン三笘薫を代表招集外にしたウラ側…10日パラグアイ戦、14日ブラジル戦へ

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  2. 7

    フリーの風間俊介&生田斗真は大活躍も…旧ジャニ「ドラマ班」次世代は“自称”止まりの寂しい現状

  3. 8

    テレビはグルメ、熊、線状降水帯ばかり…もっと大事なことを放送したくないための隠れ蓑か

  4. 9

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 10

    次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?