水前寺清子さんが語る「脊椎管狭窄症」を克服するまで

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 デビューしたての20歳の時に左膝腱脱臼、盲腸と続いたくらいで、大きな手術は2年前の腰の手術ぐらいです。私は人間ドックもこれまで1回しか受けたことがなくて、健康のために養生するとかはまったくしないタイプ。

 NHK紅白歌合戦に出演していた頃は、養生していた森昌子ちゃんのほうが前日に風邪ひいてね。それで「お姉さん~!」って近寄ってくるものだから、「(うつるから)来ないで~」なんて冗談言ったりしていたくらいです。

 20歳の時の左膝腱脱臼は、熊本の小国のステージで転んだのが原因。昔の舞台は段差が多くてステージに草履が引っかかったんです。でもね、その一瞬の間にどうやったらカッコよく転べるかを考えたんですよ。あんまりきれいに3回転して転んだものだから、裏方さんも事故だと気づかず、なかなか幕を下ろしてくれなかったくらい。

 ただ、膝はパンパンに腫れ、立てなくなり、続きは舞台で寝ながら歌ってコンサートを終えました。今でも、小国では寝ながら歌った話が語り継がれているそうです。

 もともと腰痛はありました。リラックスして腰を丸めていると、伸ばすのが痛かったり、その逆が痛かったり。多少、脊椎管狭窄症の兆候は出ていたんでしょうね。

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