内藤やす子さんは公演中に脳出血 倒れて数年間の記憶なし

公開日: 更新日:

 それから、本格的なボイストレーニングを10カ月して今回の復帰になったんですけど、始めて4~5カ月目に胃潰瘍で倒れて入院しました。ボイストレーニングは楽しかったのですが、復帰に対するプレッシャーがあったんでしょうね。“復帰”というと、私は初めてじゃないので……(笑い)。

 脳出血の原因はいくつかあるんですけど、私の場合は、たぶんお酒とたばこ、それから塩分の取り過ぎでしょう。以前は毎日、バーボンを1本半、たばこは5箱、濃い味のものが好きでした。今はたばこの煙が大嫌いで、隣で吸っている人がいると避けたりするくらい気づいたら嫌いになっていました。夫も愛煙家でしたが、3回挫折しながらも禁煙に成功。食事も作ってくれるようになって、今は夫の作る料理に慣れて薄味好きになりました。

 ただ、お酒だけはやめられないですね(笑い)。医師には禁酒を勧められますが、これだけは無理。でも、ウイスキーの水割りを4杯までと決めて、ちゃんと守っていますよ(笑い)。

 ここまでこれたのも、夫が献身的に尽くしてくれたおかげです。食事も掃除も洗濯もみんな夫がやってくれています。今回、復帰することができたことを夫は「心から拍手を送りたい」と言ってくれます。周囲の人から私の歌を褒められるみたいで、「鼻高々だよ」って笑っていました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相

  5. 5

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  1. 6

    野球少年らに言いたい。ノックよりもキャッチボールに時間をかけよう、指導者は怒り方も研究して欲しい

  2. 7

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  5. 10

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?