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柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

ローストチキンvsローストビーフ 疲労回復にいいのは…

公開日: 更新日:

 今年もあと2週間となり、疲労もピークに感じるこの頃。でも、週末はクリスマスです。

 このシーズンのパーティーメニューというと、ローストチキンやフライドチキンが多い印象。ローストチキンとフライドチキンだったら、揚げていないローストチキンの方が勝ち! これは簡単にイメージできるかと思いますが、ローストチキンとローストビーフだったらどうでしょうか?

 作り方に違いはあれど、ローストチキンの鶏もも肉とローストビーフの牛もも肉のカロリーは、ほとんど変わりません。牛肉は脂質が多いと考えがちですが、ローストビーフで使用する赤身肉は鶏もも肉よりも脂質が低いのです。

 さらに注目したいのが鉄分。お疲れ気味なのは働きすぎなのではなく、鉄分不足かもしれません。

 鉄分が不足すると脳の酸素不足になり、立ちくらみやめまい、肩こりやだるさなどを起こしやすくなります。仕事の効率が落ちることもあるので鉄分は意識してしっかり補給しなければなりません。

 ヒジキやホウレンソウに多く含まれていますが、鉄分を積極的に取りたいなら動物性の食品から。その方が体内への吸収が良いのです。

 ローストビーフはローストチキンに比べて約5倍も鉄分を含みます。鉄分補給に大いに活用したいメニュー。案外簡単に作れますし、デパ地下などでも手に入りやすい。 今年のクリスマスは体のことも考えて、ローストビーフにしてみてはいかがでしょうか?

【連載】健康ポイント どっちが勝ち?

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