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柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

焼き鳥屋で食べるなら「塩」か「タレ」か

公開日: 更新日:

 一人飲みでもサシ飲みでも入りやすい焼き鳥屋さん。鳥肉は高タンパクで、肉の中では低脂肪ですから、健康ポイントが高い食品です。ただし、頼み方には工夫を凝らしてください。

 味付けは「塩」か「タレ」か? 塩は血圧を高めるのでは……と思われるかもしれませんが、私は、塩をおすすめします。

 実は塩分量はタレの方が上で、しかもカロリーも多い。その差は20キロカロリー以上にもなります。焼き鳥を何本も食べるのなら、この差は軽視できません。代謝を高めるクエン酸が豊富なレモン汁や、カプサイシンで脂肪燃焼効果が期待できる七味唐辛子をかければ、よりグッドです。

 定番メニューの「つくね」と「ねぎま」。どちらも鳥肉とネギが材料ですが、注文するならねぎまです。つくねに使われる鳥のひき肉は、ねぎまの正肉と異なり脂質が多め。タレに卵黄などを絡めて食べることも多く、カロリーが高くなりがちだからです。

 鳥皮やぼんじりは脂がたっぷり。焼き鳥屋さんでは、皮がついていないもの、ひき肉以外のものを選ぶと間違いありません。たとえば、ささみ、軟骨、砂肝は低カロリーメニュー。ダイエット中でも気にせずいただけます。ただし、軟骨を「揚げ」で食べると途端にカロリーが高くなりますから、避けましょう。

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