著者のコラム一覧
柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

焼き鳥屋で食べるなら「塩」か「タレ」か

公開日: 更新日:

 一人飲みでもサシ飲みでも入りやすい焼き鳥屋さん。鳥肉は高タンパクで、肉の中では低脂肪ですから、健康ポイントが高い食品です。ただし、頼み方には工夫を凝らしてください。

 味付けは「塩」か「タレ」か? 塩は血圧を高めるのでは……と思われるかもしれませんが、私は、塩をおすすめします。

 実は塩分量はタレの方が上で、しかもカロリーも多い。その差は20キロカロリー以上にもなります。焼き鳥を何本も食べるのなら、この差は軽視できません。代謝を高めるクエン酸が豊富なレモン汁や、カプサイシンで脂肪燃焼効果が期待できる七味唐辛子をかければ、よりグッドです。

 定番メニューの「つくね」と「ねぎま」。どちらも鳥肉とネギが材料ですが、注文するならねぎまです。つくねに使われる鳥のひき肉は、ねぎまの正肉と異なり脂質が多め。タレに卵黄などを絡めて食べることも多く、カロリーが高くなりがちだからです。

 鳥皮やぼんじりは脂がたっぷり。焼き鳥屋さんでは、皮がついていないもの、ひき肉以外のものを選ぶと間違いありません。たとえば、ささみ、軟骨、砂肝は低カロリーメニュー。ダイエット中でも気にせずいただけます。ただし、軟骨を「揚げ」で食べると途端にカロリーが高くなりますから、避けましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?